本書(shū)の対象は、主に1950~1970代年前半の日本の電子音楽である。主に前衛(wèi)的かつアカデミックな電子音楽に的をしぼっている。ポピュラー音楽や映畫/テレビ音楽に使用された電子音楽は対象外である。 「読みもの」というよりは、「資料として使う」という印象を受けた。 索引は“人名”と“作品名”から引けるようになっている。重寶しそうだ。 最後に簡(jiǎn)単に內(nèi)容を紹介しておく。 第一章は日本の電子音楽史の概観。1950年代から今日に至る日本の電子音楽史の流れを簡(jiǎn)潔にまとめている。 第二章はインタビュー編。インタビュイーは次の通り。 湯淺譲二;上浪渡;佐藤茂;一柳 慧;高橋悠治;小杉武久;水野修孝;松本俊夫;松平頼暁;篠原眞;江崎健次郎;武田明倫;住谷智;高橋アキ;長(zhǎng)谷川時(shí)夫;永井清治;下山一二三;鈴木昭男;藤本由紀(jì)夫 第三章は年代記。各年ごとに節(jié)を設(shè)け、その年ごとの電子音楽の動(dòng)向を書(shū)いている。 第四章は資料編。特に主要文獻(xiàn)リストは充実。雑誌/新聞?dòng)浭陇蓼钎些`している。よく調(diào)査したな、と頭が下がる。
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